理容ミュージアム

保温カップ

優雅で目をひくデザインの銅器。昔の保温カップです。水の容器の下には灰があり、その上に炭火をおくしかけになっています。炭火を入れておくと、髪を刈り終わるころに上の水が湯になっており、指をさしこんでは固形石鹸を使って髭をあたりました。粉石鹸が発売されると、「1個の石鹸で何人もの客に使用する固形石鹸はいけない、湯は一客毎にかえよ」とのきびしい取締りで、金物で小型の保温カップが登場してきます。その後、瀬戸物の保温カップができましたが、こわれやすいということで大小セットの「親子カップ」が作られました。

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年代 大正
用途 石鹸を泡立てて髭を剃るための器具
分類 シェービング
寄贈者 吉村久氏(千葉)